ステージでは多彩なパフォーマンスを展開


本格的な陶芸体験に子どもたちも楽しそう

「民・学・官・産」をつないで
泉北をマザータウンに

「みどりのつどい2009」開催

 「みどりのつどい」−毎年5月に堺市南区の西原公園で開催されている市民参加のイベントです。今年は24日の日曜日、「次の世代ヘマザータウン〜子どもたちが楽しむまちづくり〜」をテーマに、参加するすべての団体が子どもや親子を対象にしてさまざまなPR活動、バザー、体験・学びのコーナーなどを展開します。
 例えば、“遊ぶ”エリアではろくろを使った陶芸体験や似顔絵コーナー、野球・サッカーチームのスポーツ教室などのほか、ガン八大阪、NOMOベースボールチームのグッズ販売ブースも設置。“食べる、地産地消”エリアでは地元の食材を生かした食べ物コーナー、留学生による世界の食べ物ブースに、地元産の新鮮野菜やタンドリーチキン、本場の豚まん、餃子など世界の食材が大集合。“思いやり”エリアでは、医療機関や介譲保険の事業所、障がい者の作業所などがデイサービス体験、車イス体験、青空喫茶などを実施します。
 そのほか、フリーマーケット、綿菓子や輪投げ、ヨーヨー釣りなどの縁日、毎年秋に行われている「ジャンボ迷路」の小型版、ユニークなところでは、泉北ニュータウンには九州・中国地方から移り住んできた人が多いことから、島根、鳥取、鹿児島の各県の特産物を集めたブースを出店。また、地域で活動している団体や個人が多彩なパフォーマンスを繰り広げる“ステージ”コーナー、豪華商品が当たるビンコゲーム大会や南区雑学王決定戦は、今年も人気を呼びそうです。
 泉北ニュータウンを中心とした南大阪の市民活動団体(ボランティア、趣味、サークル、NPOなど)約100団体が一堂に会する、この祭典は一昨年にスタート。主催するみどりのつどい実行委員会の中心になっているのは、「泉北ニュータウンをよりよいまちにしていこう」と2006年5月に発足した市民団体「泉北ニュータウン学会」(会長=小田章和歌山大学学長)のコミュニティ部会。副会長で実行委員長を務める津田直則桃山学院大学経済学部教授は、開催の目的を次のように話します。
 

「泉北ニュータウンを出て
いってもまた帰りたいと
思わせるまちにしたい」
と言う津田さん

 「まちびらきから40年以上が過ぎ、約16万人もの人びとが暮らす泉北ニュータウンは現在、少子高齢化、コミュニティの弱体化など、多くの問題を抱えています。しかし一方で、緑に恵まれた住環境、地域で活躍する多くの市民団体やクループ、複数の大学、さまざまな知識や経験を持つ豊富な人材など、他の地域には見られないすぐれた点もたくさんあります。これらの地域資源を有効に生かすことができれば、将来世代に誇れるまちにしていくことができるはずです。泉北ニュータウンを含む南大阪地域では、さまざまな団体や人びとによる各種の催しが数多く行われていますが、地域の市民活動団体が中心になり、市民に自分たちの活動をPRできる取り組みはありません。たとえ年に1回であっても、市民のみなさんに出会いの場を提供することにより、地域の連帯と子どもたちの郷土愛を育成していきたいと、私たちは考えています」
 イベントには桃山学院大、帝塚山学院大、フール学院大の大学生のほか、地元の高校生もボランティアとして参加。「みどりのつどい」を契機として高齢者と学生、子どもたちをつなぐとともに、民(市民)、学(大学・高校)、官(大阪府・堺市)の連携にさらに産(一般企業)をつなぐ、2方向のネットワークの強化により、暮らしやすいまちづくりに貢献していきたい、と津田さんは言います。
 その名の通り、緑が最も美しい季節に行われる“つどい”。真の市民行事として根づかせていくためにも、当日はぜひ会場の西原公園へ。

▼みどりのつどい2009
5月24日(日)10:00〜16:00、小雨決行
場所/西原公園・西原グラウンド
問い合わせ/泉北ニュータウン学会事務局
 TEL.072−299−2323 FAX.072−299−2803
 http://www.senbokunt.jp/