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会長挨拶 (設立趣意書)

 21世紀は地域の時代といわれていますが、豊かで暮らしやすい地域社会を築くには多くの課題を解決しなければなりません。40年近くの歴史をもち、約15万人が住む泉北ニュータウンもさまざまな面で課題を抱えています。少子高齢化、近隣センターの機能低下、都市基盤の老朽化、コミュニティの弱体化、犯罪の増加、住民モラルの低下など、今後さらに悪化する可能性のある問題がいくつもあります。より良い地域社会を創造するためには、福祉、安全、教育、環境、文化、コミュニティなどの観点から多面的に、周辺地域も含めて地域づくり・まちづくりの視点から検討していく必要があります。

 泉北ニュータウンには他の地域では得られない優れた点もあります。都心までの交通の利便性、緑に恵まれた住環境、整備された公共施設、地域で活躍している多くの市民団体やグループ、さまざまな知識や経験を持つ豊富な人材などです。これらの地域資源を活用すれば将来世代に誇れる地域社会を築くことが可能になるでしょう。

 よき地域づくりには市民参加を中心にすえるのが良いと思われます。市民が望む案やビジョンを具体化させる仕組みづくりが必要です。その出発点として泉北ニュータウン学会は、市民・市民団体、研究者・専門家、自治体の連携を重視して、建設的で創造的な地域づくりをめざします。また若者から高齢者までが参加して、異世代間で活気ある交流が生まれるような学会をめざします。ここから新たな時代にふさわしいコミュニティ形成のビジョンが生まれることでしょう。多くの方々の参加と楽しいイベントも含めた総会や分科会にしていきたいと思います。
 市民参加で実践型地域づくりの学会は挑戦的な試みですが、理性と良識があれば可能だと信じます。南大阪から全国の地域に発信するモデルづくりをしましょう。


2006年2月吉日
泉北ニュータウン学会設立準備委員会
代表 小田章

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